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2010年11月17日 (水)

お伽話第二話

御姫様一行は、都を出て十日ほどで岡部宿に入り、宇津ノ谷峠に差し掛かりました。

雲行きが怪しくなり、雨が降ってきたので峠近くの地蔵堂に身を寄せていましたが、一向   に雨足は小さくならずにいました。

Photo  

そこに通りがかったのが逆造でした。華やかな御姫様の一行を遠くから窺がっていまた。

そして、御姫様の美しさに魅了されて気に入り、欲しくなっていしまいました。

そこで地蔵堂に近づき、裏手から縁の下をくぐり中に入って御姫様に悟られずにさるぐつ

わをして、まんまとさらって満観峰のねぐらに帰って行きました。

地蔵堂に人の気配がしないのをいぶかって、家来が覗いてみると御姫様がいませんでした。

床が破られている。柱をみると「逆造参上、姫様頂く」と、大きな張り紙がありました。

さあ大変だ、家来たちがハ方散って御姫様を探しました。「姫様がいなくなった。」「御姫様がかどわかされた。」

家来の一人が御姫様を探して赤梅ヶ谷の里まで降りてきました。

そこに丁度、梅太郎が雨の中にも関わらず、畑仕事に精出していました。

「なに、若菜姫が逆造にさらわれた。」このことを聞いて梅太郎は、一大決心、地元の俺が姫様を助けようと心に誓いました。

「逆造は、満観峰がねぐらだ。ようし、いざ満観峰へ」

家来の一人には府中の奉行所に知らせるように言うと、家の中に梅太郎は、入って行きました。

家来は一目散に府中の町へ。(つづく)

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